シン・カチコミ笠浦企画 「【オンライン】脚本書いてみようの会(原作あり)」
あけましておめでとうございます。
コロナ禍での年明けとなりましたが、皆さま、いかがおすごしでしょうか。
花まる学習会王子小劇場は、昨年2020年、のろし企画のなかでこちらのワークショップ企画「シン・カチコミ」を展開してまいりました。
レポートにもあるように、2020年は対面でのワークショップのほか、照明ワークショップにてはじめてのオンラインに挑戦したのでした(ドキドキしました。参加者の皆さま改めてありがとうございました)
そしてその知見がさっそく生かされる局面がやってまいりました。
現在、王子小劇場の立地する東京は緊急事態宣言下にあり、
演劇人の皆さまを実際に集めるには気が引ける状況。
そこで、
オンラインでの脚本ワークショップを開催したいと思います👏👏👏
演劇人の皆さま、あるいは演劇ファンの皆さまの中には、予定していた稽古や公演、観劇がナシになってしまった方もいらっしゃると思います。
筆に覚えがある人もない人も、今こそ脚本を書いてみましょう!!!
超初心者でもチャレンジいただけるように、このたびは原作を用意しました!
だからアイディアなんてなくても大丈夫!
ぜひ執筆に取り組む豊かなステイホームをお過ごしください!
※このたびのオンラインワークショップは、期日までに3ページの脚本をご提出いただいた上で、当日はZoomにて行います。参加者は基本顔出しなし、(希望すれば)チャットのみで声も出さなくてOK、あだ名や仮名でご参加OK、参加者同士の匿名性が保たれた状態でご参加いただけます!
✨✨こんな方へ!✨✨
・役者の方
現場が少ない、なくなってしまった、という俳優さん、これを機に、書く側はどんな感じか体験してみてほしいです!もしかして隠れた才能があるかも?
・演劇部、演劇サークルのみなさん
活動がままならない状況かと思います。オンラインなので、気軽にぜひ。
・お芝居をみるのが好きな方
自分にも書けるかも?と思うこともあるのではないでしょうか。やってみましょう!
・脚本家の方
もちろん本職の方も大歓迎です。私(笠浦)も書くので、お手合わせお願いします!
「見るだけ」の見学枠もありますのでそちらもぜひ。
シン・カチコミ 笠浦企画
「【オンライン】 脚本書いてみようの会(原作あり)」
★ご挨拶
皆さん、こんにちは!
花まる学習会王子小劇場スタッフでシン・カチコミ担当大臣の笠浦です。
恐る恐る「脚本家です・・・」と名乗るような、私程度の人間でも、
ありがたいことに、「いつもどうやって思いつくの?」とか聞かれることがあります。
せっかく聞いてもらえるんですけど、それはちょっと私もわかりません。
(そういえばこちらのブログに長々そんなことを書きました)
脚本のアイディアをなぜ思いつくのかは私も全然わからないし、思いつかないときは思いつかないし、したがって、思いつき方みたいなことは教えられないのです。
しかしですね、脚本とは「思いつけば書ける」というものでもないです。
0→1の最初の思いつきがないと始まらないのは確かですが、
1→100の作業の上に成り立つのが脚本であります。
そして、この1→100のほうの作業に関しては、技術なり思想なり、共有できることもあるかと思いまして、それをこのたびのワークショップで模索していこうと思います。
このたび創作のその「1」の部分にあたる「原作」をこちらで用意しました。
全員同じスタートラインに立った上で、どんな難しさがあって、どんな違いが生まれるのか、創作の楽しさをみんなで共有しましょう!
書いたことなんてないぜ、という方こそぜひ!
執筆は、演劇のなかで一番小さい灯で、
書くべきものがあれば、つまらない夜なんてないのです!
★内容
3000字程度の小説を読み、それを原作として、
期日までに3ページほどの脚本を執筆していただきます。
ワークショップでは、Zoomの画面共有で皆さまの作品をお互いに読んだ上で、
違いを噛み締めたり、意見や感想を出し合ったり、
改善方法を探したりしていきます。
ちょっと添削みたいなこともできたらいいなと思っております。
見学枠も設けますので、書きたくはないけど興味はある!というみなさまもどうぞ!
【原作】
父/芥川龍之介
青空文庫から読めます
※3000字程度です
★当日までのながれ
執筆参加のみなさま
①サイトより、参加のためのチケットを購入します
②原作を読んで、3ページほどの脚本を執筆し、1月31日19:00までに
info-ohsho@proof.ocn.ne.jp
宛に、メール添付の形でお送りください。
(だめだ…締め切りに間に合わない、ちょっと待って…という場合は、その旨のメールをください。考えます。)
【注意】送付の際、メールタイトルを「シン・カチコミ脚本ワークショップ作品提出」とし、メール本文でお名前(仮名・芸名でも可)と、メールアドレスなどのご連絡先を明記してください。
③開催日前日、2月1日に、みなさまの連絡先アドレスに、参加者全員の作品をお送りします。
見学参加のみなさま
とくに事前準備はありません
★当日の流れ
①原作について、簡単に紹介し、脚本化するための問題点などを共有します
②提出していただいた作品を順番に読んでいき、意見交換、ディスカッションをします
③最後にまとめとフリートークタイムをつくります
★執筆のルール
・提出作品は、だいたいWordで作成した場合の3ページ程度とします(タイトル、著者名、登場人物表等含まず)
・縦書き、横書きなどの形式は自由とします
・みなさんにご提出いただいた作品は、全執筆参加者にメールにてお送りします。区別がつくように、執筆者のお名前を脚本のどこかに書いてください。仮名でも可。
・原作をはじめから終わりまですべて3ページにおさめても、一部分を切り取って1シーンを書く形でも構いません
・作品に生じる権利は執筆者本人に帰属します。(原作「父」については著作権が切れていますが、皆さまの創作物自体には権利が発生します。)ワークショップのなかで添削などが行われたとしても、その後の作品の取り扱いは執筆者本人にのみ権利があります。
・前提として、演劇作品のための脚本を想定します。特に希望して、映像やラジオドラマなどのための脚本として執筆したい場合は、提出の際のメールでその旨の明記をお願いします
・原作からの多少の変更はOKです(会話の追加、変更、省略/独白の追加/登場人物の追加や省略/原作にはないシーンの挿入/構成の入れ替え/その他)
・上記にとどまらない脚色もOKです(時代背景の変更/場所や設定の変更/主要登場人物の性別や年齢や性格など大幅な変更/ストーリーの変更/その他)
【補足】
小説を脚本にする過程では、セリフなどの多少の変更の必要があるでしょうし、また特に必要性がなくても、執筆の際の創意工夫のすべてを認めます。
原作の意図を最大限尊重するのか、それとも自分なりの、新しい風を吹き込もうとするのか、そのへんのスタンスも参加者の自由とします。
ただし、大幅な改変がなされる場合、当該作品を「原作:父 芥川龍之介著」という冠付きで発表した場合に差し支えが生じるかについては議論させていただきます。
★企画概要
【日時】
2021年2月2日(火)19:00~22:00
※15分前よりZoomの部屋にお入りいただけます
【会場】
オンラインのみ
【定員】
執筆参加者 定員7名
見学者 定員なし
※執筆希望者は定員に達し次第、募集締切となります。見学参加者は開催直前の時間まで参加チケット購入ができます。
【料金】
執筆参加者 2,000円
見学参加者 1,500円
※ディスカッションにおいては、執筆参加の方の発言機会を優先させていただきます。
【ファシリテーター】
笠浦静花(脚本家/演出家 やみ・あがりシアター主宰)
※笠浦も執筆参加の方と同様のものを書きます
★配信形式について
このWSはZoomにて行います。事前に、Zoomをご利用いただける環境をご用意ください。
(Zoomは無料でダウンロードできます)
PCでのご視聴を推奨しますが、スマホでも大丈夫です。
基本的には、こちらの声が届きやすいよう、また通信状態が重くなりすぎないよう、
みなさまは基本的にはミュート状態・カメラはオフでご参加いただく形になります。
聞こえやすさの点からヘッドフォンやイヤフォンでのご視聴がおすすめです。
ディスカッションはチャットをメインとしつつ、適宜、音声での発話をお願いする場合があります(チャットのみをご希望の方は本人の意志を尊重します)
★お申し込み
お申し込みは、下記のサイトからイベントチケットをご購入ください。
https://peatix.com/event/1782305
※見学チケットは、配信時間直前まで購入可能です。
チケットをご購入いただいた方にはZoomの窓口が発行されます。
※執筆希望枠については応募多数の場合、配信日前に完売となる場合があります。
お問合せ
花まる学習会王子小劇場
★開催の中止について
講師に新型コロナウイルスの陽性が確認された場合、またはそれと疑われる体調不良となった場合、ワークショップを中止とする可能性がございます。
コメント
コメントを投稿