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【終了】カチコミ4月笠浦企画「ウソつきさんを演じるワークショップ」

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花まる学習会王子小劇場がお送りするワークショップ企画「カチコミ」 新年度一発目、4月企画は笠浦静花(やみ・あがりシアター)が担当します。 (カチコミって何……?という方は こちら ) カチコミ4月笠浦企画 「ウソつきさんを演じるワークショップ」 ♦概要 役者にとって、役柄になりきってセリフを言ったり行動を起こしたりするのはそれ自体ほとんど嘘みたいなものですが、 それとは別の話として、 役柄がウソをついているシチュエーション、というのはけっこうよくあります。 A「これプレゼント」 B「まあ!高かったでしょう!」 A「いや、たまたま手に入ったから(ウソ)」 みたいなやつです。 このレベルのウソを全然つかない役柄のほうが、むしろ珍しいくらいです。 すごく正直者の役柄でもないかぎり、そこそこ気を使ったり、騙したり、本音と違うことを言っているものです。 ウソというのは、「それがウソだとバレる範囲」で、見え方が全然かわってきます。 この場合だと、 ・Aのウソが、観客にもBにもバレる状態 ・AのウソにBはだまされるが、観客にはバレる状態 ・Aのウソに観客はだまされるが、Bだけは気付く状態 ・Aのウソに、Bも観客もだまされる状態 というようなパターンが考えられます。 どの状態を目指して芝居を作るのかで、脚本は同じでも演技は大きく異なります。 しかも実際の現場では、「答えは観客に委ねて」とか「どっちにも聞こえるようにして」みたいな指示も飛んできたりします。 今回のワークショップでは、シチュエーションを「役柄がウソをつく時」に絞って、どこまでウソだとバラすのか、そのために演技の何を変えなければいけないのかを一緒に考えてみましょう! ♦内容 複数の短いテキストを使って、ウソのバラシ方でどこまで違ったものができるのか、 みなさんと一緒に試していきます。 ※ワークショップでは、テキストを使っての実演があります。予めご了承ください。 ◆講師紹介 笠浦静花(やみ・あがりシアター) 1991年生。神奈川県出身。 やみ・あがりシアター主宰。同劇団のすべての公演の脚本演出をおこなう。佐藤佐吉賞2017にて最優