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【受付終了】カチコミ10月平井企画 「『オリジナルのラップによる"手軽な"ミュージカル』制作WS」

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★劇場職員が千差万別な新しい企画を打ち出す『カチコミ』 上演制作WSも受けたい!という声にお応えし、劇場職員で劇作家の平井寛人(FUKAIPRODUCE羽衣/尾鳥ひあり所属)が10月にWSを開催します★ ----------------------------------------------------------------- カチコミ10月平井企画 『オリジナルのラップによる"手軽な"ミュージカル』制作WS 〜歌唱への道筋をみんなで探そう〜 「『手軽なミュージカル』上演制作WS 〜オリジナルラップを用いて、みんなで"小さな""手軽な"家族に関するミュージカルを作ってみよう!!〜 」 花まる学習会王子小劇場「カチコミ」平井(FUKAIPRODUCE羽衣/尾鳥ひあり所属)企画! ★問題提起★  私は普段、若手演劇人として作家兼演出家をしています。  また主宰する劇団「尾鳥ひあり」で『プチラップミュージカル』という作風を標榜しています。加えて、主宰団体とは別に「妙ージカル」と称される独自の"ミュージカルブランド"を有する劇団の、「FUKAIPRODUCE羽衣」にも所属しています。音楽好きの、人間が大好きな平井寛人です。     小劇場でもフランクに「オリジナルな楽曲」「弾き語り」が劇中に入れ込まれる事が増えたように感じます。アングラ演劇がおどろおどろしく謡っていたのとも違う、かなりライトな歌唱の差し込まれ方には、作劇・演技ともに、オリジナリティを主張する新たな方法論さえ覚えます。 役者さんとしてそういうシーンに直面したときに「何も分からないけど何となく歌ってみた」という演技と「"恥ずかしげもなく"ではなく、しかし自信を持って歌う」演技とでは、観られた時に質感が全く異なると感じませんか?  今回のWSでは、歌に直面した時でも慌てずに臨めるよう、 「歌唱への道のり」を研究する場を企てることにしました。「歌うことへの納得」を取得するとともに、1つ実践的に、1本のミュージカル作品を平井と一緒にみんなで楽しく作ってみましょう。 ★内容★ 主にはエチュードから始まり、そこに歌を入れ込んでいくところからなるWSの予定で

【レポート】カチコミ8月烏丸企画「登場人物と暮らす 〜上京編/望郷編〜」

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こんにちは、花まる学習会王子小劇場の伊坂です。 カチコミ8月烏丸企画 『登場人物と暮らす ~上京編/望郷編~』 が8月24日(土)の11:30~15:30と16:30~20:30の2回にわたって開催されました。 講師は 辻本直樹さん(関係舎/Nichecraft) 。エチュードのワークショップですが、辻本さんは普段は演出家ではなく、小道具・製本・記事執筆など小劇場で多岐にわたって活躍されています。 『登場人物と暮らす』 は辻本さんが代表を務める 関係舎 で行っている 『架空のプレ稽古』 の“カチコミ”出張版です。 上演を前提としない演劇ユニット・ 関係舎 公式サイト 小劇場の"イレギュラー系"小道具製作チーム・ Nichecraft 公式サイト そしてアシスタントとして さいとう篤史さん ( ジョナサンズ )と 二ツ森恵美さん ( 時々、かたつむり )に両回ご参加いただきました。アシスタントは辻本さんが開催する同様のワークショップへの参加経験があることを除いては、参加者と同じ立場です。(ちなみにお二方同士も初対面でした。) このワークショップ『登場人物と暮らす』の大きな特徴として、以下のようなことが挙げられます。 ①舞台上に立つ意識が不要である。 タイトルにも表れている通り、舞台上の意識を持たず「登場人物として普通の生活を送る」ことを目的としています。俳優さんの役の作り方にも色々ありますが、普段と変わらない自分と向き合うことで発見があるのがこのエチュードの面白いところだと思います。「言葉が(観ている)こちらに聞こえなくてもよい」というのもなかなか新鮮です。 ②エチュードが始まったら約8~10分程度止めない。 展開や状況によってはもう少し短くても中断する場合があると断られていましたが、実際にこの程度の時間で1シーンずつ進んでいきました。少人数でのワークショップのエチュードとしては結構長いと思いますが、「面白いこと」「無理をすること」が求められていないので、実にスムーズに進んでいきます。 ③演出家がいない。 辻本さんはこのワークショップにおいては主に進行役であり、いわゆる“演出”をするわけではありません。一回のエチュードが終わると、全員で起こったことなどを整理する時間(フィードバック、と呼びます)

【受付終了】11月伊坂企画「ディレクターズ・ボイス・ワークショップ 〜少人数限定! 1DAYコース〜」

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こんにちは、伊坂共史です。 花まる学習会王子小劇場がお送りするワークショップ企画「カチコミ」、11月企画のお知らせです。(カチコミって何……?という方は こちら ) カチコミ11月 伊坂企画 「ディレクターズ・ボイス・ワークショップ   〜少人数限定! 1DAYコース〜」 今年1月に2日間開催して好評を博した『ディレクターズ・ボイス・ワークショップ』再び! 数多の俳優さんたちから信頼を集めるボイストレーナー・金末順さんを講師にお迎えして、今回はご参加いただきやすいよう1日での開催とし、見学枠も設けました。 あまり目が向けられていないことだと思いますが、訓練を受けた俳優も、舞台の上で翼を広げて輝くためには演出家の正しい理解と指揮が不可欠です。 今回もご参加いただいた方には確実に変化を感じていただけるワークショップになると確信していますので、奮ってお申し込みください。 なお、演出家対象のメニューですが、その点ご了承いただいた上でしたら演出家でない方もお申し込みいただけます。 連続WS企画・カチコミの中でも随一の特化型企画、少しでもご興味があればおすすめします! ◆講師プロフィール 金 末順(キム マルスン) ボイストレーナー/ボイスファクトリーすにぃ主宰 役者演出を経て、演劇における声の支配力に着眼。 アクティングトレーナーからボイストレーナーへと方向を変える。 1994年、スピーキングボイスにおける表現の可能性を求め 「身体と呼吸と声からの言葉へのワークショップ」として 「ボイスファクトリーすにぃ」を立ち上げる。 2003年5月、渋谷区笹塚にスタジオ開設、 現在は東京と名古屋に教室を展開する。 声の最終目標は、「聞く人に勇気と元気と明日への希望を感じさせる声をつくる」。 おもな活動歴 ▶2001〜2009年、 名古屋市演劇練習館アクテノンにて 名古屋市文化振興事業団主催 「演じる人の発声講座」の講師を務める。 ▶その他、名古屋市の文化施設(図書館、生涯教育センター)等にて「声と言葉」をテーマとして、講師を多数務める。 ▶劇団ひまわり名古屋アクターズスクールの常任講師(8年) ▶2003〜2007年、年1回ニューヨークにてスピーキングボイスの